肩こりにピップエレキバン 科学者が効果を検証

ひどい肩こりがひどかったので、横着な私はピップエレキバンを張ってみたので、その結果含め色々調べてみました。

ピップエレキバンについて(公式H.P.より)

商品について

ピップエレキバンは、磁気が貼った瞬間からコリのある部位に作用
ピップエレキバンの磁気は、体内成分に働きかけて筋肉内の血流を良くし、「老廃物」を流すことでコリの悪循環にアプローチしコリをほぐします
2-5日張るのがおすすめ。

効果について

磁気が体内に働きかける⇒筋肉内の血流を良くし、老廃物を流す ⇒ コリの悪循環にアプローチする

H.P.の効果を見て

磁気が何に働きかけているのかが不明、なぜ血流が良くなっているかが不明、でロジックがだいぶ飛んでいます。

わかりやすい言葉を使っての説明は非常にわかりやすい反面、文献データもないので、科学者的にはこういう便利な言葉を使っていると「ほんと?」と疑ってしまいます。

ちなみに性格はよくないほうです。効果があればそれは事実なのでいいんですが。

使用者の評判(AMAZONより)

効果を感じている人は結構多い印象です。一方で、効果なしという人もいますね。自分なりに効果について考えてみます。

磁場と影響ありそうな血液の成分、赤血球について
赤血球の成分のほとんどはヘモグロビンというものです。ヘモグロビンは強磁性を持たないので、磁石にはつっくかないという認識です。

磁場が体に与える影響

 

「正常な赤血球の静磁場(最高8T:テスラ)での配向を顕微鏡観察と光学的測定でとらえた.“生の赤血球”はその円盤面を磁場に平行に配向する.これはおもに細胞膜の脂質二重層や膜貫通タンパク質の反磁性磁気異方性によるものであり,細胞内のヘモグロビンは関与しない.一方,タンパク質分子間の架橋剤であるグルタルアルデヒドの作用で“硬化した赤血球”は円盤面を磁場に垂直に配向する.これは細胞膜にわずかに結合しているメトヘモグロビンの強い常磁性磁気異方性のためと考えられる.赤血球の動きは磁場に印加後5秒以内で平衡に達するが, 1Tの磁場強度で影響を受け始め, 4Tでほぼ完全に配向する」 https://www.jstage.jst.go.jp/article/oubutsu1932/67/10/67_10_1142/_pdf

 赤血球の磁場影響 著 東 照正, 竹内 徹也 応用物理 第67巻 第10号(1998)  参照 

おっと、難しいですね・・・私もわかりません。。。。
ヘモグロビンの種類によっては、1T程度で影響を受け始め、配向するとのことでしょうか?

ただ、実験条件が読み切れないのと、顕微鏡でみているということは血液をとって、血液が動いていない状態で磁場をかけているので、実際を示しているのかは不明です。

ピップエレキバンは更に磁場が小さいので、これで効果があるとすれば、ヘモグロビン以外に作用しているということでしょうか。
こういう事象って証明するのは非常に難しいですね。

実際に張ってみた

1週間試してみましたが、残念ながら張ったからよくなったと実感できることはなかったです。

私の体がボロボロなせいでしょうか、、、あるいは磁場がくるっちゃっているんでしょうか。

もっと高磁場での効果は?

そこでめげずに、更なる検証をしました(笑)
MRI、NMRという高磁場装置を経験しているのでそのことについても触れます。

MRIは靭帯や関節を痛めたときに病院で測定してもらいました。MRIは静磁場で1弱Tといわれていて、その中に入って測定をします(ピップエレキバンよりだいぶ磁場が強い)

NMRは仕事がら測定するのですが、基本的にはMRIと同じ原理のもので分析機器として利用しています。(NMRは最近磁場がシールドされているので、参考にならないかもしれません)

効果はというと、ピップエレキバンよりかなり強い磁場を浴びても、文献でもヘモグロビンが影響し始める程度の磁場を浴びても、私の鈍感なからだ(環境変化に強いからだともいう)はなにも感じませんでした。肩こりもとくに・・・

まとめ

・科学的根拠は不明
・一定の人は効果あるとのデータがある。 フラセボ効果かそうでないかの証明はむずかしそう。
・効いていると感じているなら、副作用もなさそうなのでいいのでは。

肩こりを治すには

ついつい姿勢が悪くなり、眉間にしわが寄るデスクワークが多い方は、意識的に休憩や体操、運動をしましょう。

個人的には睡眠≒ノンストレス>マッサージ>運動 で効果を感じていますので、
結局はそこに行きついてしまいますが、適度な休息、ストレスコントロール、適度な運動を心がけましょう!

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