放射能の影響 過信は禁物 化学者目線で一般人が知るべきこと

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julienlstark / Pixabay

初めに

 

何事も恐れすぎることはないと思います。

でも無関心すぎることは時には命を落とすことにつながります。

 

我々は自分の選択で地震大国、温泉大国の日本、原発のある日本に住んでいます。

住むからには自分の身を守る知識は最低限備え、想定外のことが起きたときの対応方法を考えるべきでしょう。

 

今回は放射能をテーマに化学を学んだ私の考えと色々な情報をシェアしたいと思います。

正しく知れば、怖がるポイントも見え、正しくお付き合いができるはず。

 

私は温泉が好きなので調べたりすると、「ラドン温泉」という聞きなれない温泉が出てくることがあります。

ラドン温泉というのは放射能が出ている温泉です。

 

ネットで調べても低線量なので安全とか、放射線ホルミシス効果?によって健康によいとか書かれておりました。

 

放射能と聞くと波長が短い(エネルギーが非常に強い)放射線のことなので非常に危険なイメージをもっています。

安全と言い切っている点が違和感ありましたので、少し調べてみました。

 

かなりざっくり書いているので誤解を生む表記がありかもしれません。

詳細はアルファ線、ベータ線、ガンマ線の性質を詳細にお調べいただき判断お願いします。

 

放射能泉とは

泉質の一種であり、特殊成分を含む療養泉に分類されます。

日本の場合はラドン含有量の多いものがほとんどでラドン温泉と呼ばれています。

 

「健康への悪影響は一切なく、放射線ホルミシス効果による免疫細胞の活性化で健康になる」

との情報が多くありました。

 

一方で、正反対の「健康に悪影響を示すデータもある」との情報もありました。

 

有馬温泉の源泉近くでは13u/hを被曝し、これは原子力安全委員会の指針で屋内退避が推奨される被曝量との情報もありました。

 

放射能とは

ブルーライトについての記事にも書きましたが、放射能は電磁波の一種です。

高いエネルギーの物質粒子(アルファ線、ベータ線、中性子線、陽子線、重イオン線、中間子線などの粒子放射線)と高エネルギーの電磁波(ガンマ線とX線のような電磁放射線)の総称です。

             

放射能の影響

放射線は、生物に大きな影響を与え、影響の程度は浴びた放射線の種類や量によって変わります。

たくさん浴びると「急性障害」といって、命を落とすケースもあります。

また、一命はとりとめた場合でも、思い障害を伴います。

 

一度に多量の放射線を浴びることで起きる急性障害はどんな人が浴びても必ず起こることなので、「確定的影響」と言われ、

逆に、少ない線量でも、被ばくした線量が多いほどガンになる確率が高くなるので、「確率的影響」と言われています。

 

内部被ばくと外部被ばく

普通に生活している中でも放射線を浴びています。

宇宙線、空気中に含まれている放射性物質、レントゲンなどから微量浴びています。

 

飛行機に乗ると宇宙線の影響をより強くうけ地上にいるよりも被ばくします。

被ばくは気づいていないですが、日常茶飯事なものと言えると思います。

これが外部被ばくです。

 

一方で、内部被ばくは体内に入ってしまい被ばくすることを言います。

すぐに体外に排出される化学物質であれば、影響は限定的ですが、長期間残ってしまうようなものは注意が必要と思います。

 

電磁波の一種なので距離の2乗に反比例して弱くということだと仮定すると、

体内に放射性物質が触れているということはそれだけ距離が近いので非常に高いエネルギーを浴びることになります。

非常に怖いです。

              

とはいえ、冷静に考えると内部被ばく、外部被ばくどちらが危ないというよりは、浴びた総量が問題になってきます。

 

時間当たり同量の線量で外部と内部被ばくを比較すれば、内部被ばくの方が、明らかに怖いことは容易に想像できます。

 

自然放射線は安全か?

上記と同じように人工放射線だから非常に危険、自然放射線だから健康にいいというわけでなく線量が問題であるともいえると思います。

 

放射線ホルミシスとは

ホルミシスとは、高線量では有害であるが、低線量では生物活性を刺激したり、抵抗性をもたらす適応応答を起こすという仮説です。

薬は病を治すが、過剰に摂取すれば毒にもなるのでわからなくもないかなと思います。

 

様々な研究機関がけっこうまじめに研究を行っているようでした。

研究機関によって答えが違ったりで、なにが正解か読み取るのは難しいです。

 

放射能泉は健康にいいのか?

放射線の「確率的影響」と人間の治癒力、温泉による効果など色々な因子が入ってきます。

運が良ければ健康になるが、運悪ければ不健康になるということしか結論づけられませんでした。

線量が微量であれば人間には修復機能というものがあるので過度に心配する必要もないとも思います。

 

でも自然放射線は大丈夫ですよ!ともやっぱり言い切れません。

 

個人的には放射線は浴びないに越したことはないと思います。

運良ければ結果的にラッキーパンチが当たるかもしれませんし、心配になりすぎるほうが精神的によくないと個人的に思います・・・ 

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